KDEのwacomtablet設定が便利

 先日久々にIntuos2ひっぱりだしたよー!って話をしたのだけど、まあ設定が面倒臭い。なんと言っても最近のワイド画面と古いタブレットのセンサー部分の比率が合っておらず、ここを調整するのがすこぶる面倒くさい。xinputコマンドとにらめっことか泣ける。
 で、こう言うのをぱぱーっとGUIでさあ…って感じなのだけど、KDE向けのものがちゃんとあります。が、kubuntu11.4のそれはどうも認識すらしてくれない。xorg.confに書かないとダメ?、えー、もっとめんどいよう。
 
 と言うわけで最新版をゲット。「ソースからコンパイルしたら負けかなと思ってる」と言うよく分からない方針を軽く曲げてインストール。
 ちょwww一撃で調整完了かよう…。素晴らしいなちきしょう。
 
 持ってないのでわからないのだけど、3以降のIntuosのボタンの設定とかも簡単にできるみたいなスクリーンショットを見かけました。こう言うの、ほんと有り難いです。

卓上スキャナの話

 随分前に買ったS1300と言う卓上スキャナ。買った理由は安かったのとLinuxでの動作を確認していたから。
 卓上スキャナの使い道と言えば自炊ですか?とも思うのだが、正直こいつは自炊には向いてないんじゃないかな。一度に置ける原稿の枚数も少ないしね。まあそう言う方面はあまりやらないのでわからないのだけど。
 ただ単手軽なスキャナと言う点で見ても場所も取らないし複数の原稿をがりがり読めるのでフラットスキャナを常備するよりは遙かにらくちんですよ。そう言う意味でもこの手のデバイスは結構おすすめだったりします。
 
 で、本題。Linuxでどうやって使うかって話。
 まずこいつを動かすにはファームウェアが必要。Windows版のドライバから1300_0C26.nalとかファイルを拾ってきてsaneが読める位置に置いてやる必要があります。/usr/share/sane/epjitsu/とかこのへんかな。まあ、詳しくはググれ?。
 あとはxsaneでも立ち上げて動作チェックをすればおk。
 
 連続両面スキャンができなければこの手のデバイスは全く意味が無いのだけれど、簡単にシェルスクリプトを書くならこんな感じ。こう言うバッチ処理は例によってこのOSの得意とするところだわな。
#!/bin/sh
while [ -1 ];
do
scanimage --batch=/tmp/b%i --batch-count=2 --source="ADF Duplex" --mode=Gray --resolution=300 --page-height=0
if [ $? -ne 0 ];then
 exit
fi
pnmcut -left 216 -top 154 -width 2124 -height 3078  `date +%s%N`.png
pnmcut -left 244 -top 0 -width 2124 -height 3078 `date +%s%N`.png
done
 両面読み込んでB5サイズに切り抜いて、残り原稿が無いと判断されるまで繰り返す、的な。切り抜き部分はサイズで調整必要だけどなあ。
 これで大したことも書いてないけど捨てるに捨てにくいお仕事の資料なんかもまとめてスキャンしてポイできますNE。まあ機械上A3がスキャンできないのが個人的にはすっごい辛いんだけど。