LinuxとSteamでゲームができなかった

何気に最近ビッグタイトルがSteamOS向けで出てますねえ。遂にララクラフトさんまでLinuxにいらっしゃって。英語字幕ではあるそうですがダンガンロンパなんかもあるんですねえ。
流れ的には素晴らしい話なわけですが、先日Steamで「アニメウィークエンド」とか言うよくわからないセールがありました。基本的にSteamさんが指す「アニメ」の定義がよくわからんとこなのですが、つまりはアニメっぽい絵な作品…なんですかね。そうなるとビジュアルノベル系がメインなのかなと思いきや虫姫さまやデススマイルズがぶっこまれていたり。うーん、過去にこう言うゲームが少なかった頃のSteamを思い出すと何気に凄い絵ではございますね。
で、そんなセールがあったわけなのですが、そのセール対象品がどうもSteamOS対応作品が少ない。例外はそりゃああるのですが、どうもやっぱ日本のメーカさんには受けてないのかなーと言いますかそもそもSteamMachine自体日本での発売いつですかーな状態で対応とかなかなかねえ。「いやMachineじゃなくても対応するだけでLinuxデスクトップでもプレイしてもらえるんですよ!」と言うアッピールも、まあパイの数を考えるとねえ。

っと前置きが長くなりましたが、今回はおすすめSteamのゲームの中でLinux/SteamOS対応していないので悲しいゲームを紹介したいと思います。まあ、それってすげえ数多いんですが、軽くつまんで。

虫姫さま

とにかく縦シューは数がねえ。若き頃休日にゲーセンが開く時間に合わせて電車で通ったTAMとしましてはアーケードからの移植モノの縦シュがSteamOSになかなかこないのは本当に切ない。
で、とりあえず虫姫さま。先にも書きましたが「アニメウィークエンド」対象だったのですがアニメ絵要素と言えばステージクリア時とEDのレコ絵くらいじゃないのかなあと。むしろゲーム画面はややリアルな虫の数々とトラウマになりかねない弾幕の嵐ですからねえ。
個人的には稼働早々まだUltraモード無い次期にせっせとゲーセンに通ってマニアックモードやりまくってた思い出のゲームでございます。PS2版同様でアレンジモードが入ってますが俺の好みとしましてはBGMはオリジナルのままアレンジモードやりたいんですけどねえ。

あっさりしたSSですが、個人的に5面はラストのアキよりも道中が好きなんですよね。BGMも好きだし。まあ、もはやどうなってるのかさっぱりと評判のエロい真アキ弾幕が見たい方は「真アキ」画像検索でぐぐるといいんじゃないでしょうか。別に止めませんよ。

斑鳩

アケからの縦シュ続きます。これもアーケードで夢中になったゲームですが、むしろ「ドリームキャストユーザでよかった…」と心から思ったゲームでもありますねえ。SEGAはそろそろ次世代機出した方がいいんじゃないですかねえ。
自機の属性を入れ替えることで当たってもいい色の弾(むしろ当たるべき弾)とあたっちゃいけない弾をうまく避けたり拾ったりしつつ、同じ色の敵を3体づつ倒すとチェイン発生と言う。まあよくレイディアントシルバーガンの流れを組むと言われますが、こう文章にするとシンプルなもんですねえ。実際にやると結構ひどいんですけどね。
チェインを狙わずにただクリア目指すだけであれば属性システムがいい感じに作用しますのでパズル要素さえ抑えていけば結構進めたりする、なんだろうエスプガルーダ的な良心。
なによりも世界観がかっちょいい。曲もかっちょいい。そしてCAVEゲーではなかなか無いEDで泣いてしまう謎の悲しさ。いや、CAVEゲーも悲しいEDとかありますけどどうしても笑いが先にきてしまってですね…。

アケやDC版にあった機体に向かって歩く森羅はありません。

One Finger Death Punch

使うボタンは2つだけ。右攻撃、左攻撃。棒人間がひたすら敵を倒す、たったこれだけのゲーム。むちゃくちゃ楽しい。
てか説明しにくいので、俺のド下手なプレイで申し訳ないですが動画を上げます。

この無駄なスタイリッシュさと馬鹿馬鹿しさと楽しさ、わかりますかね。

The Elder Scrolls V : Skyrim

今更何のコメントが必要か、と言うくらいメジャーでビッグなタイトルかつ素晴らしいゲームなわけですが、しっかり作りこまれた世界の中で自由に冒険をし、一応クリア要素はあれど結局のところ割とどうでもいい、そしてmodで広がる世界、5年前のゲームなのにまだ遊べてしまう、ある日はアクションRPG、気がつけばエロゲーと、もはやなにがなんだか分からない。
本当に余談になりますが、サイドストーリーやアイテム集めなんかをやりすぎて未だにメインラインのED見てない事実。恐ろしいですね。
セールになるとかなりお安いのでとりあえずDLC全部入りを買いましょう。そして、ENB入れて、nexsusmodsとloverslabにユーザ登録しておきましょう。「loverslabはいらないんじゃ…」と言う方もいらっしゃるかと思いますが、いるでしょ?、えっちいのいらないんですか?。
まあとにかく、セールによってはワンコインとかになってるゲームですが、最低でも2・3年は遊べる恐ろしいゲームですので買ってみては如何でしょう。

入れているmodがmodなので気を許すとSSに写っちゃいけないものが写っちゃう、細心の注意を払って撮影。
ああでも、紹介できてよかった。TES6が出る最はSteamOS対応よろしくお願いします。

Sakura Clicker

Winged Cloud。若干硬派なイメージのあったSteamで鈍い光を放つ開発元。殺伐とした雰囲気に差し込む癒しであり、各種プラットフォーム対応に理解もあり、尖った心を優しく撫でてくれるかのような存在。一言で言うなら、おっぱい。
とまあ、頭に「Sakura」がつくゲーム展開してるとこです、と言えばSteam使ってる人なら「あー…あそこね…」くらいにはご存知かと。そう、あの全年齢対象ゲームを18禁ゲーに切り替えるパッチを自ら配布する実に尖ったとこです。
基本的にSteamOS対応のゲームもがんがん出してくださるところなのですが、このSakura Clickerは現時点ではSteamOS未対応です。なんで現時点かっつーと、クロスプラットフォームなゲームエンジンの話が出てるっぽいので、きっとそのうちくるんじゃないでしょうか…。
で。
どういうゲームなのかと言いますと、まあ、クッキー焼く的な。ダメージとコストのインフレに頭を抱えつつ放置orクリックするゲームです。「うはーダメージが遂にメガ単位にwww」と思っていたら数時間後にはPとかEとかなかなか実際に見る機会は無い単位まで数字が跳ね上がっていきますのでなかなか。
まあそんな数字を楽しみつつも、この開発元のポイントでもある可愛い女の子withおっぱいをつついて追加ダメージを、とか言うかなりアカンやつですわこれ。
まあ、それなりに楽しめるんですが結局放置が基本になるのはちょっとなー。

ちなみにこのゲームFreePlayでございます。DLCで右で棒立ちしてるおっぱいの服とか髪型を買えますが、ただそれだけです。ええ、全部買いましたとも!。SteamOS版出してもらえるなら。

と言うわけで。
Linux/SteamOS未対応ゲームで対応あくしろと言いたいものをちょっと並べてみたのですが、ぶっちゃけただの紹介だなあ。
海外では大きなタイトル、XCOM2もだしGRID Autosportなんかもきてて「おおお!」なんて思うわけですが(まあValveゲーがくるのは当然ちゃ当然なんだけどさ)、やっぱこう、CAPCOMさんとかね。こないかなあ。ストリートファイターシリーズとかもあるじゃないですか。
しかし海外のソフトで結構しっかりSteamOS対応されてきてるってのは、SteamMachineがさり気なく普及してるのかそれともValveが開発元に一生懸命お願いしてるのかは分かりませんが、なんででしょうねえ。
まあそうなるとMachineも出ていないしLinuxデスクトップがそないに一般的でもない日本向けでのタイトル拡大ってのは、うーん。手間とお金をかけて移植しても利益が見えないならなかなかなー。

まあ、Valve頑張れ、もっと頑張れ。あとSteamハード各種をさっさと日本で売れ。

LINUXとSTEAMでゲームしましょうその2

なんとなく定期的にこれやっていこっかなあとか思っているTAMです。
いよいよ来月SteamMachine発売ですねえ。国内流通がいつになるのかはわかりませんけど、とりあえずコントローラほしい。
しかし仕様はあれどハードは各社で、って仕組み、どっかで見たなあと。うーん、3DO…うっ…頭が…。

さておき今回は結構有名どころを並べてみたい感じ。

Portal2

何度も出ておりますが、PortalもPortal2もどちらもSteamOS対応です。日本語が豆腐なのですが、まあfontconfig周りをゴニョゴニョすると治る、かも知れないんだそうです。まああれだ、SteamMachineで豆腐にならなければいいんじゃないでしょうか。
時に1つのエリアで3時間くらい悩んだり、ラスト時間との戦いだったりとなかなか手応えのあるゲームでございますが、クリアしてED見た時のすっきり笑顔感はなかなか。一生懸命クリアして本当によかったーと最後に思えるゲームってあんま無いですからねえ。EDの曲を聴くためだけに2・3日使ってもいいんじゃないですかね。
本当におすすめでございます。GLaDOSの声だけで白飯3杯はいけますねえ。

Trine 3: The Artifacts of Power

Trine、Trine2とどちらもLinux版があってTrine3が出てすぐ購入してみたらSteamOS+Linuxの項目にあれど実行されない。まあ後日配信と言うことで、今はちゃんとプレイできます。
このシリーズ、パズル要素もありいの随時キャラを変えてプレイする面白さありいの、そしてとても綺麗なグラフィックありいの。今回は奥行きも加わって若干複雑さが増してるような気もしますが、相変わらずふつくしい。
だがしかし、ゾヤのアップを見てちょっとショックを受けた。まあなんて言うか、ただのBBAじゃねーかYO!。
3の見どころはなんでしょう。肉団子が盾を使ってふわふわ滑降するところでしょうか。

Skullgirls

本当に、本当にこの手のゲームがLinuxに来るとは夢にも思っておりませんでした。格ゲ系は諦めてたんだけど、ふとリスト見てSkullgirlsがあって衝撃。
一般的な2D格闘ゲーなんですが、手書きの柔らかさと世界観がいいですねえ。ヴァンパイアハンターセイバー好きだった人には楽しめるんじゃないかなあ。
格ゲやらないって人も結構このゲームCPU相手なら簡単にゴリ押しできますのでおすすめです。操作やコマンドもシンプルだしねえ。ただまあ、スティック用意したいとこですな。

Cities: Skylines

ダメなゲームきたー!!。
はいまあ、有名どころではございますが、街作りシミュレーションでございます。基本的にまず道ありきで、その道沿いに施設やインフラを用意して住民を増やし新しい施設をアンロックしつつ規模を大きくしていきましょう、的な。
で、なにがこのゲームダメなのかといいますと、時間が吹き飛ぶ。やりはじめるとリアル数時間綺麗に吹き飛びますのでダメなのです。
序盤一生懸命考えて街を構成しある程度の規模になったところで道幅が狭かったり交差点の位置が悪くて渋滞が起こったり電気足らなくなって思い切ってダム作ったら汚水が流れなくなって住民がうんこまみれで死にまくったり通勤用バスを大量に用意するもそのバスが渋滞の原因になったりetcetc…。
まあ、楽しいです。楽しいのですがやりはじめると時間吹き飛ぶので要注意です。
ま、このゲーム、市長となって街作るのはいいんだけどゴミと死体がかなり近い扱いってのがなんとも。ごみ収集車両=霊柩車、ゴミ置き場=墓地、ごみ処理施設=火葬場…。そら思わず「人がゴミのようですねえ」と言ってしまいますよ。
おすすめ…していいのかなあ…。まあおすすめします。

余談なんですが、SSは全部Linux上で撮ってますよ。まあどの環境で撮っても差はないんですけど。うちのRadeonだとあらかたはOSSドライバでも動くんですけど、一部のゲームはfglrxじゃないと動かないのがあるのでそっち使ってはいます。Bastionなんかは画面出ないし、紹介してないですがThis War of Mineとか、Portal2もfglrxじゃないと起動すらしません。悩ましい…。

LinuxとSteamでゲームしましょう

とらぶるダークネス2ndを見てイケナイ気持ちになったら、生徒会役員共(OVAがおすすめです)を見てクールダウン。おかしいな、どっちもハーレムモノのような気がするのにどうしてここまで差が。
どうも。美柑派のTAMです。

steamは今MGSV配信開始でいっぱいなのですが、11月にはSteamMachineも発売だそうで。予約購入を促されたりしますが、どこから予約するんでしょう。俺の国籍が気に入らないのでしょうか。Machineは置いといて、Controllerはかなり気になってるんですけどねえ。
まあそんな現状、どしどしとLinux向けゲーム(正しくはSteamOS向けゲームになるかな)が出てくる、移植されると期待しつつも、Portal2なんかの日本語が未だに豆腐のままとか色々考えさせられるところもありーの、今日はLinuxでも遊べるおすすめのsteamで配信されているゲームでも紹介したいと思います。

Assault Android Cactus

見下ろし型の全方位シューティング、と言えばまあ色々あるんですが、3等身の女の子アンドロイドを操作して…ってまあ日本人好みの感じの。
4人同時プレイできて(ネット通信じゃなくて)、キャラもそれなりにいて、それぞれに攻撃の個性があって、ステージのギミックも色々あって。ボス戦は突然弾幕STGになったりとかして。
そうですねえ、見下ろしではないのですが、メガドライブでガンスターヒーローズと言う名作があったのですが、あんな感じの楽しさ、と言って分かってもらえる人は少ないですよねえ。
最近のイチオシだったりします。

Bastion

なんか過去にもおすすめしたような気もしなくもないですが、ちょっと古いアクションRPG。こちらも見下ろし型ですが、なんか好きなのよね、世界が。
頑張って武器強化とかしていけばゴリ押しも効くし、楽しいよ。ちなみに英語なんですが日本語化もできるようで。俺は1周目英語字幕で頑張ってみましたけど、戦闘中にがんがんログが流れていく…。2周目で「ああ、こう言う話だったのか」なんてこともしばしば。
武器が強くなると戦闘が結構楽しくなってくる。オヌヌメ。

Dust: An Elysian Tail

Microsoft StudiosのゲームがLinuxでできちゃう時代になったのかー、と当時関心した作品。横スクロールアクションとしてはかなりいいものと思います。
朧村正とか好きなら楽しめると。あちらは刀を揃えるために割のいいボスを高速虐殺とかしましたが、まあ、爽快感がいいですねえ。ひたすらコンボをつなぐのだ!。

Besiege

マッスィーンを組み立てて、建物を破壊したり敵兵を虐殺したりする、なんて言うんでしょう。まあ、マイクラ的な。
いろんなパーツでマシンを組み立てて、目的を達成する、なんて言うこう砂場ゲーなんですけど、マシン組み立てるのがなにげに楽しい。マイクラなんかで5時間くらい時間吹き飛ばせる感じの方はきっと楽しめる。

Melody’s Escape

手持ちの音楽ファイルから音ゲーを作る。シルエットだけの可愛い女の子がその音に合わせて走る。
たったこれだけのまあ、シンプルなものなのだけど、この女の子の動作がなんか好きでたまにプレイしてしまう。
タイミングよくボタンを押すのだけど、ボタン押しそこねた時の転び方とかが、一見して可愛い見た目に反してちょっとリアル。え、お嬢さん首大丈夫?と言う転び方とかしちゃうわけで。
まあ、ゲームとしてどうか、はさておき。気分転換にいい感じ。

 

はい。
と言いますかTAMのSteamライブラリには110本ほどゲームがあって、SteamOS/Linux対応が70本くらい。SteamOS対応を選んで買っているってのもあるんですけど、実際ラインナップ見ても多いですよねえ対応してるの。
Trine3なんかはWindowsしか対応してないんだけど、何故かSteamOSでも表示されるのよね…。Trine2とかみたいにいずれ対応するつもりなのかな。まあ、They Bleed Pixelsなんかもまさかの対応とかしましたしねえ(需要あるのかなあ死にゲーとか)。
まあ今後SteamMachineとか普及させるには必要なことでしょうからどんどんValveさんにはソフト屋さんにアッピールしてもらって、いいゲームがたくさんLinuxでできるようになるといいですねえ。個人的にはTES系がLinuxで遊べたらいいなーと思ってるんですけど、どうなんでしょうねえ。Q3AはLinux版出たけど、QuakeLiveはWindowsだけだしなあ…。