おにゅうPCからコンニチワ

「PC組んだよー!」

と言うわけで。Core i7マシンを組みました。Sandy Bridgeね。

とりあえずメインで使っていたノートが一部挙動不審になりつつあって、以前使っていたマシンを蘇らせてあと5年戦えるマシンを作るのだー!と言う勢いです。

こんな感じ。i7は2600Kをチョイス。マザーはz68のものを選びました。メモリは4GBx2。写真には無いですがこれに2TBのHDDと部屋に転がっていた64GBのSSDが入ります。

で。

先に断っておきますが俺は自作に関しては超のつく素人です。最後に組んだのがP4(後でC2Dに変えたけど)のゲーム用マシンです。AGPっすよ。

そんな次元の人間が最近のCPUとかマザーとかいじれんのかよーって感じですが、結論からいけば、いけます。って言うか昔より簡単じゃないかなあ。そんな感じで色々調べつつパーツを注文していきました。

さておき。

何故2600K?、て言うか別にお前の使い方ならi5でもよくね?、って感じなわけですが、先にも言った通りで5年戦うつもりで組むのでCPUでけちりたくなかったって感じです。とは言え、HTの有無と瞬間最大パワーくらいしかi5とi7って差がわかんないなーと言うのはうすうす感じておりました。でも使って比べたわけじゃないからわかんないもの。とりあえずけちって残念がるくらいならいっとけー!って感じね。

で、i7にも色々あるみたいなのですが、何故2600じゃなくて2600Kなの?ってところですが、2600と2600Kとの違いはOC対応かどうかって話らしいです。が、他にもちょっと違いがあるようで、

  • 2600 → Intel HD Graphics 2000、VT-d有り。
  • 2600K → Intel HD Graphics 3000、VT-d無し、倍率変更可能。

なんだそうです。値段的には2600のがちょっとだけ安い?。単純にIntel HD Graphics 3000のがいいなあと思っただけです。OCする気あんま無いしねえ。

VT-dの有無に関しては正直興味あるところではあるんだけど、結局VT-dに対応したチップセットも必要になるしまあいらんかなーって感じです。

んで、マザー。

なんか色々あってわけわかんねーって感じだったのですが、とりあえず内蔵グラフィックを使えてメモリをしっかり積めるものがいいなあと言う感じでz68のものにしました。

なーんか評判を見る限りh67やp67でいいんちゃうのー的な意見もちょろちょろ見たような気がするんですが、まあいいんじゃないですかね。

で、HDD回り。

今回はSSDとHDDの2段構成です。ノートみたく1台しかHDD積めないかたちだと全部SSDにするのはちょっと抵抗があるのですが、今回デスクトップですから両方積んでいいかんじに構成してみようって感じです。

あとメモリは8GB乗せましたが今月中にもう8GB足そうと思ってます。メモリはどれだけあっても邪魔にならないしね。

で。

早速組んでkubuntu 11.4のAMD64版を突っ込みます。迷いが全く無いですWindowsとか入れません。このマシンはkubuntuマシンとして作りました。迷いなどあるわけが無い。

SSD/HDDの構成なんですが、とりあえずSSDに/パーティションを用意し、/var、/home、スワップをそれぞれHDDに用意してマウント、/tmpはtmpfsで、SSDのパーティションはnoatimeオプション付きでマウントされるように細工します。これで書き出しが頻繁に発生するであろうところはHDDに、読み出しメインの場所はSSDにと言う構成。z68チップセットにはなんかSSDをキャッシュとして使う機能があるらしいですがいまいち融通が利かなそうなのでスルーして自前で割り当てます。

えー、起動時の「kubuntu」の文字が出てすぐ消えてKDE、くらいの速度で起動はします。ははは、こやつめ。

さて。

触ってみた感想。

えー、あれだね。このレベルのマシンがパーツ使い回しがあったにせよ5万でおつりがくるとかちょっとしたカルチャーショックです。古いマシンで頑張ってた今までの俺ってなんなの…って気になりますな。

以前使ってたのがTurionX2なマシンなわけで2コアで3.2Ghz動作、今回のi7が4コアで3.4Ghz動作。数字だけ見ると差あんま感じないんだけどなー。違うもんだなー。まあ当たり前なんですけど。

前のマシンなら待つのが当たり前のところで待たなくて済むようになって感動です。いいですねこれ。

HTに関しては実はあまり良い印象は持っていないのだけど、まあ4コア+HTで本当に8プロセッサに見えるんですね。どれくらい効果があるのかは知りません。少なくともP4のHTを使った限りでは「なんちゃってMP()」って感じだったのだけれど。そう言えばLinuxのスケジューラって2.6の時にSMP向けにスレッドを担当するプロセッサがあまり切り替わらないようになったような気するんだけど、これHTだと同じコアで2つのスレッドが固定で動いちゃう…とか無いのかな。まあHT自体出て結構経ってるしそんなことはねえか。

グラフィック回りはまあKDEのデスクトップエフェクトあたりは普通に動くしglmark2もちゃんと動くのだけど、wineでゆめりあベンチ動かしてみるとグロ画像に…。なんだろうねこれ。まあ、困らない程度にはきりきり動きます。いいですね。不満が出てきたらPCI-Eなグラボ買って来て挿せばいいだけの話ですし。

メモリはまあ、8GBあればとりあえず不満は無いんだけど、先にも書いた通りでどれだけあっても邪魔にならないものですしね。「俺、メモリ16GBにしたらtmpfsでQtを並立コンパイルするんだ…」って感じですね。つかメモリ安っいっすしね。なんなのこの値段。

安いと言えばHDDもねー。正直、俺の使い方で2TBとか使い切ろうと思ったら何年かかるのよって話です。動画扱う人には「2TBとか足らねえ!」って感じだと思うのですが、メインディッシュが制止画な俺にとっては2TBとか「むげんの くうかんを てにいれたぞ!」に近いです。とんでもない世の中だ。

で、総評。

「大満足です」

お値段的にも動作的にも大満足です。不満を上げるのであれば、多分俺が使いこなせないと言う点でしょうか。

動画再生支援であったりエンコード支援なんかもあるようでこのへんも全く試していませんし、P4の時に「なんちゃってMPバロスwwww」とか馬鹿にしまくっていてC2DでなかったことにされたHTが復活してるわけでその効果ってのも有無両方で比較してみたいところ。あと0.1Ghzとか小刻みに変動するっぽい動作もちょっと確認してみたいですよねえ。当分遊べそうなマシンになりました。

作って良かったです。もう5年がんばるぞ!。

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