バーチャルでリアリティな映像体験は64ビット級(64ビットとは言っていない)

頑張ってこまめに日記を書こうと努力しているもののなかなかうまくいかないTAMですどうも。日記書いてる時間があるなら寝るかゲームしてたい感じです。あぶー。

そう言えばHMDを愛用しております。SONYのやつね。
実はHMD2台目で、古いHMDはVGA解像度しかないしょっぱいやつ。当時そこそこいいお値段してたわけなんだけど、VGA解像度でも文字は読めず、「何十インチクラスのスクリーン!」とか言う触れ込みではあるものの、そのスクリーンは一体何m先にあるんですかねえ、と言う感じ。頭動かすとぶれまくるし使い物になったかと言えば微妙な。
まあHMDって相性もあるし頭のサイズや視力なんかによっても合う合わないが出てくるので難しいところですねえ。

で、そんな過去に過ちを犯していながらもまた買おうと思ったきっかけと言えば、型落ちであればお値段もお手頃で失敗してもまあ、痛いけど許せないレベルでは無いと言うところまで来ていたと言うのが。利用目的と言えば、ええもう、それはもう、劣情を催す為の道具としてデスヨ。

で。
買ってwktkしながら接続してみたものの、パーツが多いわ調整しなきゃいけない部分が多いわ。頭に固定するわけですからバンドの長さとかしっかり調整してやらないといけない、ヘッドパッドの位置や大きさをあれやこれや変えてみたり、ちょっとバンドがきつすぎると水中眼鏡を締めすぎたみたいに頭痛に襲われたり。光が入ると没入感が削られるので(使用用途上没入感の欠落は致命的ですよねえ)遮光パーツを取り付けるんだけどすぐ外れる。めんどくさいよねえ。

しかしだ。面倒くさいのはそうなんだけど、しっかり決まると古いHMDとは比べ物にならない世界でした。そうねえ。21インチワイドモニタを50cmくらい手前で見てる感じかなあ。普段俺は21インチを2枚、1mくらい離れて使っているので普段よりも広い(とは言え普段は2枚だからあれなんだけど)。あと、VGAでも読めなかった文字が拡大しなくてもちゃんと読める。正直これでコード書けと言われても拡大したりせずに書ける。しないけどさ。
VGAであれだったわけで480→1080pで文字なんて読めるわけねえと高をくくっていた自分としては結構衝撃で。ちゃんとコロンとセミコロンも見分けられる。ヘッドホンも言う程悪くない。いくつかゲームもやってみたけどやばい。何がやばいって寝転がって仰向けで天井見ながらゲームできるやばい。アレな利用も両手がフリーでかつどんな姿勢でも目の前に広がる大画面に桃色やばい。そして人として俺やばい。

まあそれでも問題はありまして、とにかく重い。構造としては前に重量のあるレンズが10cmほど飛び出した眼鏡をバンドで固定しているわけですからそら重い。ノリノリでヘッドバンギングなんてしてみろ、首いわすぜ、ってくらい重い。新しいのは軽くなってるそうなんだけど20%重量落としたところで大丈夫なわけ?って思うくらいには重い。
あと、目や頭以前に鼻が痛い。その重量をヘッドバンドと鼻とおでこで支えるんだけど、やっぱ鼻が辛い。
あとまあ、使わない時に置き場所に地味に困る。

で、opensuseでこれ使ってるわけなんですが、HMDに限らずマルチモニタとKDEの組み合わせって悪くないと思うんですよ。ぶっちゃけ他知らないんであれなんですけど、ディスプレイ設定でちゃんと設定すればあとはケーブル抜いたりモニタの電源切ったりしたらそれを外して動作するし、もう一度電源いれればちゃんと元のモニタ配置に戻る。スクリーン毎にwidgetとかも保管されるのでそれらもちゃんと戻る。HMD用にアクティビティでも作っておけばなお使いやすい環境ができちゃうんではないですかねえ。音周りもpulseaudioまわりがちゃんと動いてればデバイス優先度なりを調整するだけでHDMI経由で音だすように簡単に切り替えられるしねえ。

まあHMD、最近のは結構いいですよね。3D映像もSBSのものをyoutubeで探して再生してみたんですけど、予想より迫力あってどっきり。ゲームとかやばそうだなあ。もう、参考資料として3D対応のBDのAVでも尼でポチってしまいそうです。ええ、あくまで参考資料ですよ、領収書切れるレベル。

 

えっと本当に余談なんですけど。
21インチ2枚でマルチスクリーンで普段使ってて思うのですが、これ抱き枕のサンプル画像とかを横にして表示させると、あら不思議、ちょうどいい大きさでバーチャル抱き枕に。バーチャルですから抱けませんけど。
…ってことは、32インチクラスを3枚でマルチスクリーン組めばもしかして等身d